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作ってみたり買ってみたり

黒にんにくの作り方をはじめ、色々と作ったり買ったりした記録です

黒にんにくの作り方・追記

グーグルで「黒にんにく 作り方」と検索すると1位に出てくる(2011年1月13日現在)ブログです。
いつの間にか拍手もたくさんついていて嬉しい限りです。ありがとうございます。
※検索からお越しいただいた方用にこの記事は常に一番上に表示されるようにしております。


黒にんにくの作り方を検索して来た方は
←左メニューの「カテゴリ」から「黒にんにくを作ってみた」をクリックしてくださいね!


作ってみた皆様、ありがとうございます。大感謝です。
この調子で黒にんにくの輪が広がれば嬉しい限りです・・・どんな輪やねん。

くれぐれも、ご近所から苦情の来ないように
炊飯器の置き場所を考えてくださいね!!!


さて、お正月帰省したときの話。
実家のおかん作の黒にんにくを食べて思いました。

おかんの黒にんにく、まだ辛いんです。臭みもあるんです。色も濃いベージュ色で・・・。
本人は満足してますが、これ貰った方は辛味と臭いで嫌いになるかもしれないよ~。
っていうか、私だったら嫌いになる。


聞いたら1週間で炊飯器から出してるそうです。
おかん、ホンマにせっかちやからな・・・。


せっかちな方、あと3、4日待ってみて。
もう少し待ったらもっと甘くなるから!!
(うちのおかんは言っても聞かんけどな~)

【探してみた】

↓作るのがめんどい方向けにお買い得品見つけました(笑)
お徳用黒にんにく。株がばらばらなだけですよ。
味を試したい方も是非こちらからどうぞ。


↓がんばって作りたい方用にみつけました(笑)
お買い得にんにく。こちらは生の白いヤツ。
有名な福地ホワイト六片種です。
1キロ作っても1680円+電気代!




↓バラになってなくって、もっと安いのありました。こちらは田子産。
Lサイズ・1キロ1000円!現地価格ですね~。
地域によっては、送料も上の店より、こちらのお店の方が安いですね。
プレゼントする場合はバラよりも球になっているほうがいいかも。
ちなみにA品2Lサイズですと1キロ2900円だそうです・・・それでもスーパーで高いもの買うより良いのでは・・・。

田子町産にんにくC品Lサイズ

田子町産にんにくC品Lサイズ
価格:1,000円(税込、送料別)


【11月25日追記】
上記のお店にんにくのたからRさんで買ってみました。買ったのはだいぶ前ですが(汗)
今回はランクでどの程度違うのか知りたかったので、
田子産CランクMサイズ、BランクLサイズ、AランクMサイズ
の3種類を購入してみました。今回入っていた例なので、目安と思ってください。

大きさ比較.jpg

C品ってどんなものが来るのかと思いましたが・・・
形が確かにいびつなんですね。きれいな球型になってなくって、バラバラになりやすい、というか。
他のランクより少し黄色っぽく見えます。でも痛んで使えないものはありませんでした。
使用してみたところ、古い感じもありません。芯も青く無いし、香りもしっかり♪
Mサイズですが、一片が充分大きくて、10g以上あります。
B品も、ややいびつですが、このくらいの形ならスーパーにも並んでます。Lサイズは大きいです。
そしてA品が、お店で1個ずつ売っているような、いわゆるキレイなにんにくの形ですね。
これが送料勘案しても1個あたり100円しないなんて・・・。

個人的にはC品Mサイズでも充分満足です。贈答用で無いのならCかBで充分ではないかと。



↓作るのがめんどい方向けに、高級品もどうぞ(笑)
黒にん友から(なんじゃそりゃ)送られてきました。さすがに美味しかったです~♪




(2013年追記)
検索の順位は下がってきました(笑)それにしても黒にんにくの作り方ブログやサイト増えましたね〜。私が2009年に黒にんにくの作り方を書いたときは皆無だったのですが…。このブログが参考になっていたのなら幸いです。明らかにパクリだろってサイトもあるけど…まあいいか…w

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黒にんにくの作り方・4

まとめです。どうぞチャレンジしてみてください。

■製作時間・10日~2週間ほど

■制作費 にんにく代+電気代150円(目安です)

■用意するもの■
・炊飯器・・・できれば家庭であまっているもの。
・にんにく・・・炊飯器のサイズに合わせて。5.5合炊きで最大20個くらいでしょうか
・においがしてもかまわない場所
・のんびりした気持ち

■手順■
1・にんにくを洗う(皮はそのままで)
2・炊飯器に入れる(水は足さなくてOK)
3・炊飯器を人に迷惑のかからない場所に移動させる(臭いがとんでもない為)
4・「保温」を押して10日ほどのんきに待つ
5・真っ黒になって辛味が無くなれば、完成!!

■注意点■
・黒にんにく製作に使った炊飯器は、残念ながら黒にんにく専用になってしまいます。実家や物置に眠っている古い炊飯器を利用しましょう。なければ安い中古炊飯器を購入しましょう。黒にんにくを定期購入し続けると思えば安いものです。

・最初は失敗しても惜しくない、中国産の大量&激安で試してみるのも手です。でもそんなに失敗しにくいはず。中国産の場合は10日だとまだ辛味が残る感じですのでその辺は調整を。

・くれぐれも、臭いにはお気をつけ下さい。ホンマに。

・炊飯器によっては、24時間とか一定の時間で自動的にスイッチの切れる高性能なものがあるらしいですが、黒にんにく製作の場合、2週間近く保温しっぱなしなので、炊飯器の確認をしてから製作に望みましょう。

・甘い、美味しい、食べやすい、安上がりwといって一日に3つも4つも食べないようにしましょう。やはりにんにくなので、経験上、やや気持ち悪くなる気がします。

・食べきれない分は冷凍庫でも保存できます。一個づつラップにぴっちり来るんで冷凍庫へ。自然解凍でどうぞ。

・プレゼントするときは、「長期熟成させてこの色なの。腐ってるわけじゃないの」と必ずお伝え下さい。でないと苦情がきますw

・10日待てない!という方は、買うしかありません。
・作る前に味を試したい方も買ってください(笑)

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黒にんにくの作り方・3

ちょうど使っていない内釜のはがれたナショナルの15年前の(笑)炊飯器がありました。

さっそく「長時間蒸し焼き」にするため、にんにくを洗い、少しだけ水をいれ

「保温」スイッチオン!!

夜スイッチを入れた炊飯器。そのまま床に就きました。


翌朝、、キッチンが、リビングが・・・

とんでもなく、、、、くさい!!!!!


いただいたにんにくは「無臭にんにく」でした。
調理時にも確かににおいがしないにんにくです。
しかし、、炊飯器の中でじっくり温まったにんにくはとんでもない臭いを発していました。
ちょうど夫が泊りがけの研修に出ていたため、被害は私だけで済んだのですが・・・
夫がいたら間違いなくこっぴどく怒られていたでしょう・・・


さて、そんなわけで炊飯器を使ってない部屋に移動し、窓を常時OPEN。
特に、3,4日目までが臭いが強い気がします。

経過の写真です。
左から、4日・7日・11日。

n2.jpg

ベージュ色からだんだん黒くなっていきます。
それにつれ、辛味や臭みが無くなって、甘みが増してきます。

ご自身でちょっと試食をしてみて、ちょうどいい甘さになったら炊飯器から出して、冷ましたら

甘くて美味しい黒にんにくの完成~~!

n6.jpg

最初の作成時ははとりあえず、2週間待ってみたのですが、10日も2週間もそんなに味に変わりは感じられませんでした。
でもまだ辛味があるようなら2週間待ってみてください。

また、初回は水を入れて作ってみたのですが、水を入れてしまうと皮まで黒くなり、ベチャッとなってしまうので、水分は最初ににんにくを洗ったときに残っている水分だけで十分です。そのほうが皮も白いままパリッと仕上がりました。
↓こんな感じです。初回のよりも仕上がりがきれい。
Image078.jpg

実家の母に試食してもらいましたが、売っているのより美味しいとこれまた大好評。
母も黒にんにく作りを始めました。父親から臭いと苦情がきたので、母はガレージに炊飯器を置いているようです。


さて、
ご飯を炊いたら保温にせず、冷凍+レンジでチン!が常識(そもそもうちにはレンジが無いので常に冷や飯w)と、エコ&節約が叫ばれるこのご時世に、気になる電気代ですが・・・

平均的なIH炊飯器5.5合炊きの保温電力は27w/1時間
電気代に換算してみますと、0.027×22.56=0.609円/1時間
(東北電力の場合電従量電灯120kWhをこえ300kWhまで 1kWh 22円56銭)
それを24時間×10日にしてみますと0.609×24×10=146.1円

一回の作成で150円ほどかかります。
電気代が150円上がるとなると結構大きく感じますが、市販の黒にんにくが1個500円前後ということを考えれば、かなり安いですよね。
うちの電気代も2週間使用で平均より200円前後UPしていました。

もちろん、地域や電気契約によって時間帯等で値段が変わるでしょうから、あくまで参考ということで。

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黒にんにくの作り方・2

結婚して新潟に引っ越してからというもの・・・
地域柄なのか、職業柄なのか、お義母さんや、その友達や、農家の方…と、やたらと野菜をもらいます。

夫婦二人暮しの170Lの小さい冷蔵庫には専用の野菜室なんて無いので、夏はナスやカボチャやトマトやインゲン、冬は人参や大根やで冷蔵庫は常にいっぱい、部屋にはジャガイモやたまねぎがゴロゴロおきっぱなし…。

二人しかいない家庭にドカドカと野菜がくるので、毎日野菜炒めか茹で野菜か、鍋…。

ただでさえ朝食取らない、昼は弁当の二人にそんなに野菜をよこしてどないすんねん・・・。
おかげで野菜を買うことがなくなりました。

それはそれでいいのですが・・・困ったのが・・・

大量の巨大にんにく
普通のにんにくの5倍くらいのサイズで・・・。これを10個ももらったのです・・・。
お義母さんは「軒下に吊るしておけばいつまでも持つのよ!」と。
マンションに軒なんか無いし、強風地域なのでベランダなんかに置けば雨でずぶぬれになりますから・・・。

気持ち的にもにんにくがいつまでもあるのも嫌なので、何とか活用できないかと考えました。

そういえば、昔、黒にんにくを貰って食べたなぁ。。。
すごい甘くて美味しいし、体にいいし、毎日食べられるよな~
お母さんの好物やったなぁ・・・。。

確かあれ一個500円くらいするんだよな。
それ作れたらめっちゃ安上がりでいいやん!!w

早速インターネットで「黒にんにく 作り方」とか「黒にんにく レシピ」とかいろいろ検索してみるのですが、出てくるのは派手派手しい健康食品通信販売サイトばっかり。
いくつか、それらしいサイトを見つけても「アルミホイルに包んでオーブンでじっくり焼く」(黒くならなきゃだめなの~)とか、「蒸し器を自作した」(すごすぎる)「コンビニの肉まん蒸し器を中古で購入」とか(参考にはなりました)、ちょっと私には難しいなぁ・・、そんな何十個も作らなくていいしなぁ・・・というものばかりで・・・

で、情報をまとめたら、どうやら70度くらいで長時間蒸し続ければいいらしい?
ということで行き着いたのが、コレ↓。。



炊飯器でやってみよう!!

前置きが長くなりましたが、次回より、作成記です。

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黒にんにくの作り方・1

今回から4回にわたり、黒にんにくを作った経過や黒にんにくの作り方について掲載します。

そもそも、黒にんにくって何かといいますと…
にんにくを長期熟成させたもの」です。

にんにくと言えば、白くて、臭くて、辛くて・・・
特ににおいが気になって、人と会う前にはちょっと食べられない・・・。
ということもあると思います。

でも、黒にんにくは「黒くて・臭わなくて・甘~~い」んです!!
食感や甘さは、よく「プルーンのよう」と表現されるほど。
何より臭いが気にならないのが魅力です。

味やにおいの魅力はわかったから、では栄養面での魅力は?
抗酸化力が生にんにくよりずっと高い
というのが大きな魅力です。

生のにんにくのにおい成分が発酵熟成することによって、「S-アリルシステイン」という物質になります。
この、「S-アリルシステイン」が、がん予防、コレステロール抑制、動脈硬化改善、心疾患予防、心疾患の予後の治癒・治療、アルツハイマー防止などに効果があるといわれています。
なんだか胡散臭いくらい(笑)注目の物質です。

湧永製薬の「ニンニクの化学」
製薬会社の文章や図を見たほうがわかりやすいかも・・・。

生のにんにくよりもずっと胃にもやさしいので、気軽に食べて大丈夫なところも嬉しいですね。

そんな、美味しい・体にいい黒にんにく!

市販品は1個あたりだいたい500円くらいします。
これを安く作れたら嬉しいのになぁ~と思って、試してみました!

次回は作ったきっかけや経過の話です。

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